長く険しい助産師への道・・・

助産師になるためには

助産師は以前は「助産婦」といわれていましたが、「看護婦」が「看護師」になったと同じように、「保健師助産師看護師法」に改正されたことで、「助産師」という呼び名になりました。

助産師になるためには、国家試験に合格しなければなりませんがいくつかのルートがあります。そのひとつが4年制の看護大学を卒業してから、看護師の国家試験を受け、そして合格後、助産師国家試験を受験するというものです。この場合、大学に在学中に「助産」に関する科目の履修が必須となっています。

ふたつ目は高校卒業後に看護専門学校などに進学した場合です。まずここで学んだ後に看護師国家資格を取得します。そしてさらに助産師養成学校に進学し1年で助産師の知識や技術を学んで、卒業後に助産師国家試験を受験することになります。

もうひとつは中学を卒業して5年間の一貫教育となっている高等学校看護師養成課程というのを履修することです。決められた単位を終了し、卒業することによって看護師の国家試験の受験資格が得られ、取得後助産師養成学校で1年間勉強した後で助産師の国家試験を受けることができます。

社会人として勤務している人でも、助産師を目指すことはできます。一度は助産師の道をあきらめて社会人になったものの、やはり夢をかなえたくてチャレンジする人も少なくありません。看護師と助産師のそれぞれの知識を学ぶために養成学校に通って修了すれば、助産師の受験資格を得ることができます。

助産師の国家試験を受けるための資格は、現在女性にしかありません。ヨーロッパやアメリカなどの先進国には男性の助産師も活躍していますが、日本では女性にしか資格が与えられていないのが現状です。

このように助産師の資格は看護師としての専門知識を得た上で、さらにその上の専門知識を得て国家試験資格を得られるものですから、看護師に比べると時間がかかります。

そのため、最近では看護大学で看護師と助産師の統合教育を行うところが増え、大学卒業時に看護師と助産師の国家試験資格を得られるようになりました。

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